今回は製品戦略について考える。
その前にまず注目すべきは、近年のトヨタ自動車の成長率である。
左のグラフを見て頂きたい。02年から06年までの4年間で売上は実に50%の成長を遂げている。売上1億の会社が1億5千万に伸ばすのも大変なことであるが・・・14兆から21兆に伸ばすとは、まさに驚きである。
(ちなみに営業利益は同期間で70%の成長率である)
これだけの成長をしている要因は
- ブランド力
- グローバル展開(特に北米の強化)
- 環境対応車(プリウス等)の先行
が主なものとしてあげられる。特に3の環境対応に着目してみた。
とにかくどれほどうまい営業文句を並べたところで21兆円も製品が売れるものではない。
こんなに売れているのは品質、商品力にほかならない。
その点でトヨタの近年の成長を代表する製品はプリウスであろう。
良い企業は、良いものを売る。
キーワードは「環境」、次回はプリウスについて少し分析してみる。
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