東洋水産がメキシコで強い。
09年3月期に北米で稼いだ営業利益が75億円。現地カップめんシェア8割超(89年に現地進出)。
ウォルマートとの関係も強み。
今後南米やアジアでの販売拡大に期待。
株価は27日終値で2030円
企業サイトと財務諸表を徹底分析します
東洋水産がメキシコで強い。
09年3月期に北米で稼いだ営業利益が75億円。現地カップめんシェア8割超(89年に現地進出)。
ウォルマートとの関係も強み。
今後南米やアジアでの販売拡大に期待。
株価は27日終値で2030円
売上高 333億円(前期比10%減)
営業利益 −16億円(前期−17億円)
純損失 −11億円(前期−21億円)
全国的に需要が落ち込んでいる中で、健闘しているようにも見えるが、これ以上落ちられないところまで落ちたとも見ることができる。
トイざらスに関してはこのあたりで大掛かりな改革が必要だろう。
関東を中心に低価格中華で人気を集めるハイデイ日高、
10年見通しでは、
売上200億円超
単独税引き利益10億円超
と、5期連続で増収増益予定である。
全店平均の営業利益は15%と高く、黒字でも利益率の低い店舗は閉店する慎重経営。
出店戦略は首都圏の乗降客5万人以上の駅周辺に限定。前期末(09年2月)で220店。
1店舗平均で1億円近い売上がある計算である。
特徴は売上に占めるアルコール比率が14%と高いこと。
出店計画も年間30〜40店と、個人的には好みな堅実経営である。
5月21日の株価終値が999円、PER10倍程度と買いごろだが、PBR水準と今後の関西進出計画が気になるところ。
王将フーズとはイメージも戦略も異なっているため、関西での成功の芽も十分あるだろう。
09年2月期
売上 542億77百万円(前期比マイナス1.2%)
営業利益 33億91百万円(同マイナス9.7%)
経常利益 35億56百万円(同マイナス10.5%)
純利益 19億26百万円(同マイナス10.5%)
となっている。売上は微減、各種利益で1割程度の減益である。
フェリシモは事業の大部分が通信販売で、新規出店などの規模拡大はない。昨年からの不況下で売上横ばいは健闘ではないか。
利益の落ち込みを分析すると、販菅費が前期比で2.7%(約6.8億円)増加している。
さらに販管費を分析すると、
広告費 81.6億円(3.9億円増)
運送費 33.0億円(1.2億円減)
給与 42.8億円(1.0億円増)
減価償却 10.6億円(1.9億円増)
などが金額の大きな項目である。
目立つのは広告費。これはカタログ印刷や発送などの占める割合が大きいようである。
フェリシモのウェブ受注比率は年々上昇していて、昨年12月には50%を超えている。
ウェブ受注の増加でカタログ費用負担の減少が将来期待できる。
今後は事業所を構える中国や米国での事業拡大や、家具販売などによる商品ラインの拡大によってさらなる成長も期待できる。
提案は前回と同じく
アンテナショップ展開
である。東京や大阪に数店舗設けることで、顧客反応を目で見て、直接声を聴き、商品開発に反映させる。知名度をより高めることも重要である。
この企業はどこかで一気に伸びる。そんな気がする。
21年2月期
売上 1039億67百万円(プラス2.6%)
営業利益 94億29百万円(マイナス5.7%)
経常利益 98億49百万円(マイナス5.6%)
最終利益40億38百万円(マイナス25.9%)
売上は微増だが営業減益となり、純利益は約26%の大幅減である。
純利益の落ち込みは、今期に株式の評価損を約27億円計上していることが原因と見られる(一方固定資産売却などで特別利益が約17億円で、前期比12億円増となっている)。
セグメント別では、レストラン部門が伸び悩み、35店舗の出店純増にも関わらず売上横ばい。営業利益は8億円減って51億円。
喫茶部門は比較的堅調で既存店売上が増加し、営業利益は横ばいの20億円。
卸売事業が最も好調で増収増益、約60億円の営業利益を稼いでいる。
来期予測では
売上 1065億円
営業利益 107億円
経常利益 111億円
最終利益 55億円
と大幅な増益を見込んでいるものの、市場では失望を買っている。
発表後から株価は大きく下げて、今日の終値で1226円。
決算の内容や企業体力からすれば、売られ過ぎではないか。
ポイントは09年2月期の純利益が前期比11%増の83億円と過去最高となる見込みで、増配(20円増の年100円)を発表した。26日の終値は前日比350円プラスの4050円。
記事ではこの不況下の強さの秘密を
「スピード経営」
と評している。
具体的には、
1.商品企画から店頭に並ぶまでのスピード(約2ヵ月)
2.在庫回転率の早さ(27回)
スピード経営による売上高営業利益率は17%(粗利率60%)と15%前後のユニクロを凌ぐ。
記事にあるチャートでは、縦軸に売上高営業利益率、横軸に在庫回転率が示され、ユニクロなどの同業社と比較されている。(ユニクロの在庫回転率は約10回、しまむらや良品計画では約15回)
上のチャートでは特に在庫回転率でポイントは他社を圧倒している。
回転率27回は記事にもあるが2週間で商品が入れ替える計算になり、これは高効率経営というより
足りない経営
である。現場では常態的に機会ロスが発生していることが想定され、ユニクロはこの水準を目指していない。
しかしポイントは敢えてこの「足りない経営」を選択している。
今後人口減少社会を迎える日本では、ポイントのように
商品やサービスを意図的に不足させる「足りない経営」
が多くの分野で求められるのかもしれない。
9ヵ月の累計では
売上 16兆9932億円
営業利益 2215億円
純利益 3288億円
営業利益より純利益が多いのは主に税負担額が大幅に減るため。
通期予想は
売上 21兆円
営業利益 ▲4500億円
純損失 ▲3500億円
ここ数年四半期単位での通期予想は消極的に見積もっていたトヨタだか、今回はそれほど消極的とも思えない。
地域セグメント別に見ると直近の四半期では、日本、北米、欧州と赤字転落している。ホンダと比較するとその他地域の伸びも鈍い。
具体的には(第3四半期地域別営業利益)
日本 ▲1643億円
北米 ▲2474億円
欧州 ▲434億円
アジア 405億円
その他 336億円
消去 205億円
合計 ▲3606億円
営業赤字の大部分を占めるのはやはり北米地域ではあるものの、懸念されるのは近年大型投資をしたロシア事業(欧州に含まれる?)である。現地生産や販売が軌道に乗る前に今回の危機である。特にロシア市場の崩壊規模は大きい。
新興国市場ではホンダにやや遅れを取るトヨタだが、対称的に国内における基盤とブランド価値は底堅い。
今後はプリウスの生産効率化による値下げ(インサイトと価格を合わせなければいけない)、IQで築いた超小型車技術の推進が期待される。