7月4日時点株価¥745(単元1000株)
7月は東証2部上場のサンテックを分析する。
サンテックは建設業として、電気工事(主に内線工事を主力としている)を幅広く展開する企業である。
簡単な概要は
19年3月期
- 売上 312.69億円
- 経常利益 10.88億円
- 純利益 5.49億円
上場企業としては比較的小規模である(市場取引も少なく毎日取引が成立する会社ではない)が、会社としての歴史は古く、設立1948年(来年で創業60年)、上場も1973年と30年以上も公開市場に存在している。
建設業界の厳しい市場環境の中で、力強く生き残っているだけでなく、サンテックは業界でも成長が期待されている数少ない会社である。
注目すべき特徴は
- 業界では大手電気会社や鉄道会社(JR)の下請けとして、公共的に設立された企業が多い中で、サンテックは独立系としてその長い歴史を歩んできた。
- 労務提供型サービス企業としては珍しく積極的な海外進出をしている。
特殊な業界特性を持つ中でどのように戦略的に発展してきたのか、学ぶ点が多いようである。
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