2007年7月4日水曜日

サンテック


7月4日時点株価¥745(単元1000株)


7月は東証2部上場のサンテックを分析する。


サンテックは建設業として、電気工事(主に内線工事を主力としている)を幅広く展開する企業である。


簡単な概要は

19年3月期


  • 売上 312.69億円

  • 経常利益 10.88億円

  • 純利益 5.49億円

上場企業としては比較的小規模である(市場取引も少なく毎日取引が成立する会社ではない)が、会社としての歴史は古く、設立1948年(来年で創業60年)、上場も1973年と30年以上も公開市場に存在している。


建設業界の厳しい市場環境の中で、力強く生き残っているだけでなく、サンテックは業界でも成長が期待されている数少ない会社である。


注目すべき特徴は



  • 業界では大手電気会社や鉄道会社(JR)の下請けとして、公共的に設立された企業が多い中で、サンテックは独立系としてその長い歴史を歩んできた。

  • 労務提供型サービス企業としては珍しく積極的な海外進出をしている。


特殊な業界特性を持つ中でどのように戦略的に発展してきたのか、学ぶ点が多いようである。


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