特に注目したのは9ヵ月の累計期間でなく、金融恐慌が本格的に始まった10月からの3ヵ月のデータ。
売上 2兆5333億円
営業利益 1025億円
最終利益 202億円
最終損益については関連会社の持分利益308億円を除けば赤字になるが、営業利益はしっかりとあげている。
ゼグメントごとの営業利益で見ると、
二輪事業 252億円
四輪事業 705億円
金融サービス事業 95億円
汎用その他 ▲28億円
となり、強みである二輪事業の安定感が伺える。
また地域別営業利益で見ると、
日本 ▲644億円
北米 701億円
欧州 11億円
アジア 250億円
その他 419億円
となり、足元の日本で赤字転落しているが、その他地域の伸びが目立つ。特にブラジルの市場が伸びているようである。
他の自動車メーカーが壊滅的打撃を受けている中、ホンダは底堅い印象を受けた。この時期にほとんど自社株買いもしていない。
さらには6日に発売された日本円200万を切る待望のハイブリッド車「インサイト」、これは売れるだろう。
トヨタと業界の覇権争いをするのはGMでもフォードでもなく、ホンダかもしれない。
将来は一般個人が保有できるような夢のある小型飛行機を開発してほしいものだ。
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