6月15日終値$505.89
昨今の世界的なM&Aの流れの中で、GOOGLEはその主役企業の一つとなっている。
GOOGLEは優れた検索技術を持ってはいたものの、ほんの4~5ねんくらい前まではそのウェブサイトには検索窓があるだけの、よく言えばシンプル、しかし裏返せば無味乾燥なものであった。
今でもそのシンプル性(必要なものだけを提供する)は維持しつつも短期間に様々なツールを追加している。ウェブ上でのワンストップサービスを提供するiGOOGLEというパーソナルドホームページによって個人の好みに合わせ、必要なツールのみを手軽に利用できる形で、少し前まで「ポータルサイト」、と呼ばれていた領域に急速に侵略している。
何故これほどの短期間に、高機能なウェブツールを次から次へ追加していくことができるのか?
この答えがGOOGLEのM&A,というよりA(acquisitions:企業買収)である。
GOOGLEは2002年度から06年度までの4年間に売上が約4.4億ドルから106億ドル(約24倍) 、という急成長を遂げ今も成長途上として注目されている。
しかし同期間にトータルアセット(総資産)はなんと約2.9億ドルから185億ドル(約64倍) 、と収益を大きく上回る膨張をしているのである。
企業買収の主なもの(キーホール、Writely, YouTubeなど)については、次回分析する
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