2009年12月29日火曜日

ポイント

09年3〜11月期決算

売上 695億円
営業利益 128億円

国内616店舗(今期70店出店)

店舗名は「ローリーズファーム」や「ジーナシス」など

1店舗平均で売上約1.5億円。

通年売上1000億円突破も視野に入ってきた。

2009年12月26日土曜日

10年度予算

2010年度の国家予算が閣議決定された。

一般会計

総額 92.3兆円

一般歳出 53.5兆円

うち子供手当て 1.7兆円(地方負担など0.6兆円)
農家戸別補償 0.6兆円
高校無償化 0.4兆円
高速無料化 0.1兆円

地方交付税など 17.5兆円
国債費 20.6兆円

歳入(財源)

税収 37.4兆円
国債 44.3兆円
埋蔵金 10.6兆円

非常に厳しい予算と言える。

子供手当ては参院選後に来年度の増額を見送る戦略だろう。

また鳩山首相が辞任して消費税増税するシナリオもあるかもしれない。

そして政権が財政規律を意識し始めたときにばらまきマニフェストを掲げた野党に政権交代する。

成熟した民主主義はそうして滅びていくのだろうか。

2009年12月22日火曜日

コンビニ店舗数

セブンイレブン 約1万2千店

サークルKサンクス 約6千店

コンビニの市場規模

09年のコンビニ市場規模は

7兆9千億円前後

の見込み(前年比増)

11月のコンビニ売上

09年11月の全国コンビニ売上は

5851億円

となり、既存店ベースで

前年同月比6.3%減

来店客数が3.3%減

平均客単価が3%減

企業別では

セブンイレブン 5.4%減
ローソン 6.7%減
ファミリーマート 4.9%減
サークルKサンクス 9.4%減

となっている。

店舗数の最も多いセブンイレブンの減収率が全体を下回っており、改めて強さを感じるデータである。

今後一極集中はさらに進むだろう。

サークルKサンクスやミニストップは新たな差別化戦略が生き残りに不可欠である。

2009年12月16日水曜日

コンビニ危機

コンビニ関連株が下げている。

セブンイレブン&アイ 1857
ローソン 4070
ファミリーマート 2690
サークルKサンクス 1082
ミニストップ 1049
(12月15日終値)

強かったセブンとファミマの落ち込みが大きい。

安定したビジネスモデルとプラットフォーム的価値を考慮すると、やや下げ過ぎか。

サイバーエージェント

サイバーの株価上昇が止まらない。

15日の高値で171100円

約1ヵ月前の直近安値が115700円(11月19日)。

10年9月期の純利益予想が25億円。

7〜9月期でブログ事業が初めて黒字化したのが買われている要因。

しかしブログの成長性にはやや疑問を感じる。

ブログ利用者への利益還元モデルが見えない。

実名を出さない日本のブログ文化には限界があり、ブログバブルもはじけかけているように感じる。

2009年12月10日木曜日

スズキVW連合(補足)

1月から9月までの自動車世界販売ランキング(万台)

1.トヨタ 651
2.GM 565
3.VW 479
4.ルノー・日産 414
5.現代 342
6.フォード 338
7.ホンダ 252
8.PSA 238
9.スズキ 172
10.フィアット 159

3位のVWと9位のスズキの連合での合計台数は651万台となりトヨタを上回る。

スズキVW連合

VWスズキ連合と言うべきか。

ドイツのフォルクスワーゲンとスズキが資本業務提携で合意した。

出資比率は

VWからスズキへ19.9%

スズキからVWへ2.5%

事業領域や強みが異なり、双方に欠けている部分を互いに補う補間連合でなく

両社の強みは共に小型車である

言うならば、

強み倍増連合

だろうか。

2009年12月4日金曜日

トイザらス

トイザらス2〜10月期の単独決算

売上 1064億円(前年比7%減)
営業利益 -31億円(前年-34億円)
最終利益 -22億円(-37億円)

赤字幅は前年から大きく減少しているもの、未だ出口は見えず。

米トイザらスによる買収で来年には完全に非公開企業になる。

日本の小売市場にインパクトを与える戦略を打ち出すことが出来るのか、お手並み拝見である。

とりあえずはこの年末商戦に注目。

2009年12月1日火曜日

近畿住宅統計(10月)

着工戸数 10746戸(前年比21.8%減)

持ち家 3367戸(1.8%増)
貸家 3363戸(同34.3%減)
分譲 3842戸(26.8%減)

マンション 1783戸(38.9%減)
大阪 1080戸
兵庫 442戸

滋賀と和歌山は新設着工なし

住宅市場は長期的に灯はないだろう。

ユニクロ

昨日(11月30日)日経のクイックサーベイ

「ユニクロで買い物をしたことは?」

という質問に対し

頻繁に 9%
ときどき 54%
何度か 33%

合わせて96%がユニクロ経験者という驚くべき数字である。

同社は09年8月期で営業利益が1000億円を突破、

しかし国内でこれ以上の成長は上の数字から見ても考えにくい。

海外戦略がキーとなるが・・・

ユニクロを選ぶ理由(商品をどう思うか?)として

価格が安い 86%

が飛び抜けていて、

カラーが豊富 58%
シンプル 46%

などが続く。これらからは海外で成功する要素が見えない・・・

ちなみに個人的には、ある理由から未だユニクロバージンである。