2009年4月21日火曜日

ドトール日レスHD(21年2月期)

ドトール日レスの21年2月期の決算が先週発表された。

21年2月期
売上 1039億67百万円(プラス2.6%)
営業利益 94億29百万円(マイナス5.7%)
経常利益 98億49百万円(マイナス5.6%)
最終利益40億38百万円(マイナス25.9%)

売上は微増だが営業減益となり、純利益は約26%の大幅減である。

純利益の落ち込みは、今期に株式の評価損を約27億円計上していることが原因と見られる(一方固定資産売却などで特別利益が約17億円で、前期比12億円増となっている)。

セグメント別では、レストラン部門が伸び悩み、35店舗の出店純増にも関わらず売上横ばい。営業利益は8億円減って51億円。

喫茶部門は比較的堅調で既存店売上が増加し、営業利益は横ばいの20億円。

卸売事業が最も好調で増収増益、約60億円の営業利益を稼いでいる。

来期予測では

売上 1065億円
営業利益 107億円
経常利益 111億円
最終利益 55億円

と大幅な増益を見込んでいるものの、市場では失望を買っている。

発表後から株価は大きく下げて、今日の終値で1226円。

決算の内容や企業体力からすれば、売られ過ぎではないか。

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