具体的には、今回の修正により
売上 7兆7500億円
営業利益 600億円
純損失 3800億円
と予想している。
注目すべきは営業利益と純損失の差額4400億円である(税費用は計上していない)。この差額、即ち営業外損益についてパナソニックは
・国内外の拠点統廃合(27拠点の整理)
・固定資産の減損
・雇用構造改革(1万5000人の人員削減)
と説明、上記費用として3450億円を見込んでいる。
要するにリストラになるわけだが、自動車を始めとする他の大企業が数千数百の非正規雇用の調整や、工場の稼動調整などにとどめているのと比較するとラディカルな動きである。
企業体力や人材力は未だ衰えを知らず、今後はリストラだけでなく新規事業でも世間を驚かせて欲しい。
三洋電気を傘下に納め、成長事業であるリチウム電池にも力を入れるパナソニック。もたつくメガ自動車産業の頭を越して、パナソニックブランドの電気自動車を作ってしまうなんてのはどうだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿