ソフトバンクを語る時に、この人を語らずしては何も語れない。
良くも悪くも未だ
ソフトバンク=孫正義
という構図は誰もが認めざるを得ないだろう。
社長あいさつのページで
福岡の小さな雑居ビルで、たった2人の社員を相手にミカン箱にのって朝礼をしたのを覚えています。
志無きビジネス、目先の収益だけを追う事業は、必ずや時代に淘汰されます。
この辺の言葉が彼のカリスマ性を生み出しているのだろう。
とにかくこの人は何をするのかわからない、何かをやってくれそう、そう思わせる人物であることには間違いない。世の中にはそういう人物は多いのかもしれないが、この国、日本で確固とした知名度と地位、実績、そして紛れもない能力を備えた人物といえば彼しかいないのかもしれない。
2008年1月27日日曜日
2008年1月21日月曜日
ソフトバンク
投稿が途切れていたが、今回は日本の元祖ベンチャー企業ソフトバンクについて分析していく。
http://www.softbank.co.jp/index.html
非常に多様な事業を行っており、一概に企業の全体像をつかみにくい部分はある。
四季報によると簡単な事業比率は
移動体通信56(11)
ブロードバンド10(10)
固定通信13(-1)
インターネット・カルチャー8(50)
イーコマース10(2)
他3(-5)
となっている。移動体通信とは06年より参入している携帯電話事業であり、ブロードバンドはヤフーBBのADSL事業である。インターネット・カルチャーが子会社のヤフー事業になるのだろうか、これについてはまた詳しく分析する。
数年前までヤフー依存だった事業・ブランド構成を、携帯電話参入によってソフトバンクブランドを強くアピールしたと同時にキャッシュフローを産み出せる体制を築いた、というのが、大まかな流れである。
売上高と利益の推移だが(直近5年、単位億円)
2003年3月期(平成14年4月~平成15年3月)
売上 4,068
経常利益 △1,098
2004年3月期(平成15年4月~平成16年3月)
売上5,173
経常利益 △719
2005年3月期(平成16年4月~平成17年3月)
売上 8,370
経常利益 △452
2006年3月期(平成17年4月~平成18年3月)
売上 11,086
経常利益 274
2007年3月期(平成18年4月~平成19年3月)
売上 25,442
経常利益 1,534
売上は右肩あがりで07年3月期で2.5兆円、また06年に経常赤字を抜け出し本格的な成長軌道に入ったと言える。06年の携帯電話事業参入による収益性の改善効果が大きい。
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