2009年9月29日火曜日

トイザらスー問題点

実際にトイザらスの店舗を訪れて、問題点を検証してみた。

1.(時期によって)日本人形や雛人形がエントランスにディスプレイされている

これは以前から強く違和感を感じていた。単価を上げたい気持ちは分かるが、「トイザらス」がこのようなものを販売するマイナス効果は計り知れない。

2.各商品陳列エリアに体験用の試用品が置かれている

子供は何でも触りたがるので、その商品に対する興味は計りがたい。

3.輸入菓子、食品の価格が高い

トイザらスの強みにもなり得る輸入食品は、昨今の大手スーパーと比較してかなり割高である。

4.(体験商品以外に)インストアプロモーションが存在しない

ただ商品が種類ごとに置かれている印象がある。

5.オリジナル商品が少ない

いろんなところに置かれている商品の寄せ集めの印象がある。

そして最も重要な問題点が、

6.対象年齢がわからない

自身小さい子供を持つ親ではあるが、どの商品が子供に合うのかわからない(個々の商品には表示してあるのかもしれないが)。


これらの問題点を踏まえて解決策を考えてみよう。

2009年9月24日木曜日

トイザらス

米国トイザらスがついに日本トイザらスの経営再建に乗り出した。

TOB価格は一株587円で、24日終値は同371円。

個人的にトイザらスには注目していたが、注目していた理由として、

競合企業が存在しない

というのがある。

これは子供にターゲットを絞った大型専門店が他に存在しない、ということになるが、

それなのに何故日本トイザらスの業績は低下しているのか?

少子化を原因にあげるのは単純過ぎる。

競合が存在しないわけだし、この分野は需要を「創る」ことができる。

少し分析してみよう。