2009年8月25日火曜日

コンビニの1店舗当たり売上

24日の日経は、ローソンとマツキヨの業務提携の記事が一面を飾った。

そこにコンビニ各社の08年売上と、国内店舗数がデータとして提示されていたので、簡単な計算をしてみた。

セブンイレブン
売上 2兆7600億円
店舗数 1万2300
1店舗当たり 2億2439万円

ローソン
売上 1兆5600億円
店舗数 9500
1店舗当たり 1億6421万円

ファミリーマート
売上 1兆3300億円
店舗数 7400
1店舗当たり 1億7973万円

サークルKサンクス
売上 1兆1000億円
店舗数 6200
1店舗当たり 1億7742万円

ミニストップ
売上 3000億円
店舗数 1800
1店舗当たり 1億6667万円

5社合計
売上 7兆500億円
店舗数 3万7200
1店舗当たり売上 1億8952万円
1店舗当たり月間売上 1579万円
1店舗当たり一日売上 52万円

端数は全て四捨五入

驚いたのはセブンイレブンの強さ。絶対規模だけでなく、店舗当たりでも他社と30%近い差をつけている。

また店舗当たりにすると、ローソンが最下位になるのも興味深い。

2009年8月4日火曜日

ネットプライスドットコム

ネットプライス中間決算の事業報告書より。

ネットプライスは自社で名付けた「ギャザリング」というビジネスモデルで知られる。新興ネット企業。

「ギャザリング」とは、大手流通企業などが大量調達によって安く仕入れる仕組みをネット上のネットワーク機能を利用して体現したものである。

現在様々な新規事業を立ち上げてグループ化しているが、未だこのギャザリングがグループ売上の約9割を占める。

新興企業としては純資産比率(自己資本比率)が67%と高い。

期待される新規事業は中国向けのBtoB、成長する中国ネット市場で生き残ることが出来れば、その果実は大きいだろう。

しかしネットプライスに限らず中国で事業展開をする企業は、長期的には日本における中国(とその商品)のイメージを変えることが必要だろう。

ネットプライス
09年9月期中間
売上 67.4億円
営業利益 3.2億円
株価 86200円(3日終値)