2011年9月9日金曜日

モスフードサービスのアジア戦略


モスフードサービスがアジア展開戦略を強化する。

今期に韓国進出し、5年で30店体制にする計画。

モスバーガーの店舗数は、

11年3月期末で1,363店

記事によると、モスバーガーの海外店舗は現在展開中の台湾や中国を始めとして6カ国に約260店(19%)

計画ではこれを5年以内に500店(約30%)にするとしている。

ところで、モスフードが今回進出予定の韓国ではロッテリアがトップシェアを持っていることは知られているが、

記事によると、韓国の主なハンバーガーチェーンの店舗数が、

ロッテリア 約1,000店
マクドナルド 約250店
バーガーキング 約100店

となっている。

しかしWikipediaで調べると、

09年時点の韓国ロッテリアの店舗数は753店、記事と大きな開きがある。

二年前の数字ではあるが、再編で06年から店舗数を減らしての数字なので、現在店舗数が千店とは考えにくい。

日経新聞に文句をつけるわけではなく、

韓国にはハンバーガー店が現在全部で千店余りしかないと推測出来る。

現在日本にハンバーガー店は約6,000店あると言われているが、

人口が日本の約3分の1である韓国での市場拡大の余地があると見たモスの戦略は間違ってはいないだろう。

2011年8月23日火曜日

7月のコンビニ売上とコンビニ経営

7月のコンビニ売上が好調だった。

コンビニの売上は今や市民レベルの景気を最も反映しているかもしれない。

日本フランチャイズチェーン協会の発表では、

7月売上 7,454億円(前年同月比9.5%増、既存店ベース)

協会加盟店が10年度末で43,372店なので、

1店舗あたりの平均売上が、

一ヶ月で約1,716万円となる。

コンビニは大抵24時間営業なので、

24*30=720

として720時間で割ると、

一時間の売上は約2.36万円

商品の平均粗利率を2割とすると、

一時間の利益は約4,722円

このうちの半分を本部にロイヤリティとして支払うとすると、

一時間の取り分は約2,361円、

バイトの時給千円とすると、

基本2名体制として、

残額は361円

電気代その他廃棄ロス、万引きロスなどを考慮すると…

コンビニ経営は厳しい

という仮説を証明するのはそれほど難しくないようである。

2011年7月7日木曜日

景気回復

内閣府発表の5月の景気動向指数

一致指数 106.0(+2.4)
先行指数 99.8(+3.8)
遅行指数 91.5(+0.7)

先行指数の伸び率は過去最高(1980年以来)

2011年4月15日金曜日

吉野家HD

11年2月期

連結売上 1713億円(5%減)
営業利益 51億円(前期約9億円の赤字)
経常利益55億円(同約4.8億円の赤字)
最終利益38200万円(同89億円の赤字)

12年2月期予想

売上1680億円
純利益10億円

4月14日終値1,005

スターバックス

11年3月期

単独売上1015億円(前期比5%増)
営業利益63億円(2%減)
経常利益65億円(1%減)
税引き利益11億円(66%減)

配当500円
4月15日終値43,650