ソフトバンクの株価が伸びない(6月27日終値¥1,832)。
6月上旬に iPhone の発売を発表して一時は1900円台半ばまで上げたが、ここへ来て月初(¥1,861)の価格を下回っている。
これは誤算であろう。私にとっても想定外の市場の静観(無視?)であった。ついにしびれを切らした孫社長がマーケティングに動いた(孫氏は重要なマーケティングには常に表にでるが)。
今回発表されたのは、iPhone の具体的な利用料金
iPhoneの利用料金は、月額980円の「ホワイトプラン(i)」に、月額5985円のデータ定額制プラン「パケット定額フル」、ネット利用に必要な月額315円の「S!ベーシックパック(i)」をあわせ、月額7280円からとなる。
月額7,280円は従来若者が携帯電話を利用してきた料金としては決して高くはない。しかし携帯規格のネットが普及したこの時代に新たな規格(PCネット)を提供して、市場に受け入れられるのか?
若者は躊躇するだろう、携帯ネットですでにコミニュティを築いているし、新たな世界にシフトするのはかなりのイノベーターとなる。
個人的には iPhone には非常に興味がある(欲しい)。しかし(通話料金を含めて)月額8千円~1万円になると推定すると、現時点ではちょっと高い。
要するに最初に購入するイノベーターの評価がいかに?ということになるだろう。株価が動き始めるのは8月か。
ソフトバンクについては、もう一度最初から分析を見直したい。このブログにおける分析方法もしっかりとフォーマットを作ってわかりやすいものにブラッシュアップしなくてはいけない。