11月8日終値 ¥36,300
今月はJDC信託を分析する。コンテンツ信託という、新しい先進的な事業を行っている企業である。そのコンテンツ信託という事業内容がわかりにくく、市場では未だ企業価値が未知数に認識されている部分がある。
しかしこのコンテンツという無形知的資産に価値を与えるという考え方には非常に興味がある。市場経済が成熟しつつある昨今、こうした無形の物に価値を与えることが更なる成長、または豊かな健全な社会を築いていくことを可能にするのではないか。
簡単な財務データは
06年3月期
売上 892百万円
経常損失 691百万円
純損失 1660百万円
と未だ利益を出していない企業である。しかも売上金額を超える損失を出している(詳しくは財務分析していくが)。しかしこの売上10億も満たない赤字企業に、今年も一時期100億円を超える市場価格(時価総額)がつけられている(11月8日現在の時価総額は約75億円)。
この得体の知れない新興企業を少し深く分析してみよう。
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